15期に聞く⑵「鶴岡と被りたくなかった。」

こんばんは!管理人Mです!今回は15期に聞く第2弾ということで、去年の新歓担当にパンチのある記事を書いていただきました!笑


佐藤先生はその名前(主光:もとひろ、と読む。ユーザー辞書登録推奨)のとおりのキラキラ光るぱっちりした目がチャームポイントの素敵な先生である。しかしいったんゼミが始まればその瞳は鋭さを増し、発表を担当するゼミテンを恐怖に陥れる。その様はさながら公開処刑であり、ゼミテンは先生のコメントを受けた後は心身ともにボロボロになる。このような辛い体験を共有することでゼミテンの結束は高まり、発表当日の午前2時に式展開とその解釈に関するLINEを送ってきたり、二人だけで飲みに行ったのに一人が1~2時間寝てしまうという事態にも寛容に対処できるようになる(正直やめてほしい)。

もちろんこの公開処刑、もといゼミ発表は先生の学生への大きな愛情の賜物であり、貴重な時間を割いて多くのことを教えてくれる。この体験が佐藤ゼミの魅力の一つである。佐藤先生の説明はわかりやすく、自然と議論は盛り上がる(発表者にとって良いかどうかは言及を控える、が他のゼミテンは楽しんでいる)。

このようなゼミでの攻防を経て、ゼミテンは時に打ちのめされる痛みを喜びに変え、またある時には発表者を鋭く攻める事に快感を覚えるようになる。つまり倒錯していくのだ(中にはさらなる刺激を求め、卒論提出まで2週間を切っている状況になるまで、80ページ強を白紙のままにしておく者もいる)。さらに自分の質問がクリーンヒットした時に出る先生の「グットポイントですね〜」を聞いたときには有頂天になるのである。しかし、その後の自分の発表で再び打ちのめされる事は決まっており、この喜びは泡沫の夢に過ぎない。このようなループを繰り返し佐藤ゼミの学生は攻防ともに鍛えられていく。そのため佐藤ゼミのOB・OGは社会的に活躍している方が多い。

正直こんな文章を読んで佐藤ゼミに入りたいと思う人は変だと思う。もちろんそれはそれで個人的には大歓迎だが、そうではない人の為に付け加えておくと、ゼミに入る動機なんていうものは人それぞれであり、学問を追求したいであるとか高尚な理由をでっち上げる必要はない。事実、選考時にGPAを見ないゼミだったから等の一見不純な理由で佐藤ゼミを選んだ人であっても佐藤ゼミを楽しみ、しっかり乗り切っている。はじめは要領が掴めず大変に思う事も多いかもしれないが、そういう時はゼミの先輩に楽なやり方を聞いたり、同期と愚痴を気軽に言い合いながらやっていればどうにかなると思う。なのでもしあなたがやりたい事がある、あるいはやりたい事がわからないが何かをやり遂げたいと思うのなら佐藤ゼミという選択は、きっと素晴らしいものになるだろう。


いかがでしたか?個人的には好きな内容です。管理人も先生の「グッポイントですね〜」を引き出したくて堪らない人なのですが(変態)、それ以外にも毎日揉まれて色々なことを学んでいます笑

次回は16期の1年間を振り返っていこうかと思います!お楽しみに!

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