先日に続き管理人Mです。久しぶりのブログテンション連続。
さて、今回の体験記は、3年生ゼミ幹の長谷川君です。合宿のメイン「登山」を色々な意味で朝から体験した合宿2日目の話を書いてくれています!
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起きてから山へ
いつもはロングスリーパーであるが、珍しく早く目がさめた。前日の酔いでくらくらするものの、朝風呂に浸かってみる。一人だったので、足をバタバタさせる。風呂からあがると、前日忘れていたパンツに気づき回収。盗まれないあたり日本は平和である。
久しぶりの朝食を食べて、Gが岳へれっつらGO。運転手の運転がこれまた荒い。なにが「シートベルトつけたことないから付け方がわからない♡」だ!これには北海道で12000円、東名高速で4000円のほど、日本の財政収支へ貢献した身でも恐怖感を感じる。
駐車場で車を降りると、入山口へ。ここからの道はひたすら登りである。かつての直登ルートは、更に傾斜が急で難易度が高かったらしい。地味な道が嫌いな長谷川、泣く(心で)。この上りは1時間ほど続き、だんだん会話がなくなってくる一行であった。向かい側の山腹には万年雪が積もっており、硬いらしい氷を形成していた。
登りが終わると、少し水平に進み、山腹に出る。森が多く、くねくねしていた今までとは違い、片側に崖が続く。落ちたら結構な確率で死ぬんじゃないかとか思いながらも、今まで幾度となく山で崖に近づき死にかけ、海で沖に這っていき死にかけ、川で滝に向かって死にかけた(母親談)身にとっては結構興奮する。普段はエレベーターでも恐怖感を感じるのだが、意外と自然の中だと恐怖を感じないのは不思議である。
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ヒュッテへ
そうこうしてると周囲の木々がなくなり、低身長の草木に変わってくる。森林限界というやつである。森林限界とは、高木が生育できなくなる限界高度のことで、日本アルプスや富士山では約2500mほどである。爺ヶ岳の標高は2,670mほどなので、つまりはそろそろ稜線である。森林限界を抜けると、すぐヒュッテに到着する。ヒュッテの名称は溜池山荘である。永田町ではない。
ちなみに乗鞍岳には東大のヒュッテが存在していて、夜な夜な歌会というものが繰り広げられているらしい。我が一橋大学にも保養所的な合宿所が欲しいものである。(右図)宿敵東京大学の乗鞍寮
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稜線をゆく
ここまで来れば残りは消化試合である。心は完全にVやねん!ちなみにGヶ岳は坂の上の雲のエンディングにある山脈のロケ地らしい(出典:ヤフー知恵袋)。ここからは足取りも軽く、爽快である。日差しは強いものの、風は涼しく、見上げれば頂上も見え、登ってきたことを実感させられる。頂上はすぐである。
(文:長谷川一輝)
いかがでしたか?!管理人も朝風呂に入りたかったです。。。来年以降にチャレンジすることとしましょう。
では、次の投稿をお楽しみに。
P.S.)NHKドラマ「坂の上の雲」は管理人も大好きなので、是非エンディングと写真を見比べてみてください。確かに似てます。